3月17日 子ども文教委員会

○委員長(沖山仁) 
 ただいまの報告については、報告された順に1件ずつ質疑、ご意見を承ります。
 初めに、新保健施設等複合施設整備の進捗状況について何かご質疑、ご意見はありませんか。

◆委員(井上ノエミ) 
 新保健施設ですが、児童虐待に対応する施設も入ります。その場合、保護者に対応する必要もあるわけですが、場合によっては職員が暴力を受ける可能性もあると思います。したがって、セキュリティ対策が大変重要ですが、この点についてどのような対策を考えているのか伺います。

◎子育て支援総合センター館長(坂田勝彦) 
 子育て支援総合センターの職員が、例えば児童相談所の児童福祉司と同行しまして、子どもを一時保護した場合など、委員ご指摘の、そのような事態がないとは言い切れませんので、新保健施設等複合施設の動線の検討だったり、実際に起こった場合をシミュレーションしまして、警察の少年係などとの連携対応などを含めて、区民や職員の安全に考慮した対策についても進めてまいります。
 ただし、墨田区のセンターの役割といたしまして、子どもを一時保護することになったとしても、その子どもは時期が来れば再び墨田区に、子どもが家庭に帰ってくることがありますので、そのことを想定しまして、虐待の防止を目的とした保護者への注意喚起だけではなく、子どもが安全・安心な生活を送るための適切な対応、支援ができるよう、職員の人材育成も含めた、センターの更なる強化に取り組んでいきたいと思っております。